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統計

目次

  1. 呼吸器外科とは
  2. 肺・縦隔のしくみと働き
  3. 統計
  4. 代表的な疾患
  5. 手術成績
  6. 参考資料

呼吸器外科医の数

 わが国では、日本胸部外科学会とは別個に特定非営利活動法人日本呼吸器外科学が設立されており、両学会の綿密な連携のもとに呼吸器外科診療が行われています。呼吸器外科専門医は、外科専門医を取得後、最速でも医師になって8年目以降、多くは大学卒業後12年前後に、かなり高く設定した規定数の手術実績に加え、論文作成などの課題を終え、最終試験に合格してはじめて取得できる資格です。2013年4月現在、日本呼吸器外科学会員は3,200人、うち呼吸器外科専門医は1,315人です。そして、260の基幹施設と385の関連施設で上記数の手術が行われています。

図3 日本における呼吸器外科専門医数の年次推移

呼吸器外科手術件数

 日本における呼吸器外科手術件数は1990年には2万例、2010年では6万例というように一年に2000例ずつ直線的に増えています。このうち約48%を占める肺がんは喫煙する方の高齢化とともに増えており、加えて、非喫煙者の腺がんも増加の一途をたどっており、肺がんの手術件数は今後も増加が見込まれます。最近では、肺がん手術を受けられる3万数千人の平均年齢は70歳近くとなり、約10%が80歳以上の方々です。さらに、高齢化社会にあって、若い世代と同居していない、あるいは、遠く離れて生活している方々も増えています。また、自然気胸も増加の一途で年間1万人余となり、呼吸器外科の手術は全国で7万例ほどになります。

図4 呼吸器外科手術件数の年次推移